4年ぶりに中国へ。コロナ後の上海の変化
2024年の3月に上海に行ってきました。
一番目の目的は、凍結された銀行口座を使えるようにすること。
二番目の目的は、中国の携帯料金のプランを最安のものに変更すること。
三番目の目的は、中国の変化を見ること。
というわけで、ここでは、中国で感じた変化を簡単にブログ記事にします。
ちなみに私は、 コロナ前は10年近く中国で生活していましたが、コロナ後からは日本で生活しています。 久しぶりに中国に行けて嬉しかったです。
コーヒー屋さんについて
上海、コーヒー屋さんが増えていました。
(増えすぎじゃないか?お客さん、入ってないぞ?)
と心配になるほど増えていました。
私が中国で生活を始めたころは、気軽に美味しいコーヒーを飲めるお店があまりありませんでした。
その後、スタバが中国に進出してきて、ちゃんとしたコーヒーが飲めるように。日本より高かったですが、時々飲んでいました。
その後、中国資本のラッキンコーヒーが出てきて、安く飲めるようになりました。
ラッキンコーヒーの成功を見た中国人が、(コーヒー儲かるんじゃないか?)というのに気づいて、出店ラッシュ、いまの飽和状態になっている気がします。
気軽に安くて美味しいコーヒーが飲めるようになったのは良いけれど、(またこのパターンなのか?)とちょっと心配。
儲かりそうなところに急速に人・物・金が集中して、レッドオーシャン化、というパターン。
タクシー配車アプリ について
DiDi一強の時代は終わったのか?
コロナ前に、中国でよくスマホでタクシーを呼んでいました。
使っていたアプリはDiDiです。ほぼ一択だったと思います。
でも、いまは配車アプリ業界に多くの会社が進出しているみたいで、驚きました。
今回は、DiDi以外にもいろいろ使ってみました。なぜか?
DiDiよりもめっちゃ安かったからです。
地図アプリ「高德地图」で行き先と移動時間を調べていると、そのまま配車サービスにリンクして値段まで表示してくれます。
何の割引なのか分かりませんが、(え?こんなに安くていいの?)という値段が表示されることもありました。DiDiに対抗しているのかな?
とにかくタクシーを安く使えるのはありがたいことです。
今回、上海で色んな配車タクシーを使いましたが、印象に残っているのは「 曹操出行 」ですね。最終日に市内から浦東空港まで乗りました。高級感のあるミニバンで快適でした。車内にはなぜか宮崎アニメのオルゴールバージョンの曲がずっと流れていました(笑)
ドライバーのおじさんは、トランクへの荷物の出し入れも手伝ってくれました。あと、曹操の名前は一発で覚えてしまいますね。
ドライバーの年齢層
タクシー運転手の年齢層が若くなっている気がしました。新卒のようなドライバーもいたのですが、こんなに若いドライバーはコロナ前はあまりいなかったと思います。
中国の若者の就職難は日本でもニュースになっていますが、それが関係しているのでしょうか?
タピオカミルクティー屋さんについて
コロナ前、 喜茶(HEYTEA)というお店でタピオカミルクティーを注文しようとしたら、「待ち時間30分以上です」と言われ、他の店に行った記憶があります。
今回、 喜茶(HEYTEA) はとても空いていました。
(おお、あの超人気店が、いまや普通の店に・・・)
中国のドリンク屋さん、人気の移り変わりが激しいようです。
いまはどこのドリンク屋さんがアツいのでしょうか。
リサーチした結果「茶理宜世 Charlie's Tea」を飲んでみることにしました。https://www.instagram.com/charlies_tea_official/
ミルクティーの上にクリームたっぷり、さらにチョコチップが載っていました。普段はブラックコーヒーしか飲まないので、(甘そう・・・)と一口目に躊躇しました。
でも、飲んでみたらちょうどよい甘さ。大きなサイズでしたが、一気に飲んでしまいました。
「茶理宜世 Charlie's Tea」 おすすめです。
デパートについて
上海ではデパートとか、ショッピングモールにも入ってみました。
何店舗か行ったんですが、客の数でハッキリと明暗が分かれていました。
キレイなショッピングモールなのに、お客さんがほぼいなくて、寂しい状態のところもありました。
さらに、モールの中を歩くと、人気店と不人気店が残酷なほどに明確になっています。例えば、海底捞という火鍋屋さんは大人気。それと同じフロアにある某牛丼屋さんは客ゼロ、といった感じです。
まとめ
コロナ前と後で、中国は大きく変わったのか?
変わりました。
でも、それはコロナのせいというよりも、もともと中国は変化の激しい国なので、(変わって当然かな)と思っています。
あと、日本にいると、中国経済の暗いニュースをよく耳にしますが、そこまでひどくないという気がしました。
中国の株価も最近は安定していますし、何とかソフトランディングしてほしいものです。
やはり、元気な中国が好きです。日本も中国も発展して、winwinの関係で楽しくやっていきましょう。お隣さんですからね。