上海浦東空港、荷物チェックの状況。2017年2月

      2018/10/03

2017年2月、日本から上海浦東空港へ到着。

そのときの空港職員の態度、空港内の荷物チェックの状況などをブログに書きます。

 

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入管職員の態度にガッカリ

入国審査の窓口(入国スタンプを押すところ)は通常、外国人と自国の人が別になっています。

中国もそうです。

 

浦東空港に着き、私はいつもどおり外国人用の入国審査の列に並ぼうと歩いていました。

 

ところが、列を管理している職員が外国人も中国人専用の方へ誘導しています。

「私は外国人です」
と中国語で伝えましたが、

「大丈夫、一緒にやっています」
との返事。

 

混雑具合により、自国民専用の方に外国人が誘導されることはたまにあるので、

(そのパターンかな)

と思い、中国人専用の列に並びました。

 

そして、パスポートと入国カードを窓口の入管職員に差し出す。

 

すると、その職員は入国カードを振り回しながら
「何でこっちに来たの?あなたはあっち(外国人専用の方)でしょ?」
と上から目線で強めに言われました。

 

(あれ?)

 

「あそこに立ってる職員が私をこちらの列に入れたんです。現に後ろにもたくさん外国人が並んでいますよ」

 

「でも、あなたは純粋な日本人ですよね。奥さんは中国人ですか?」

 

「?(それ関係ある?会話が噛み合ってないけど?)」

 

このやりとりを見ていた別の入管職員が小声でその職員に話しました。
「彼はアジア人だからこちらでいいんだよ」

 

(なるほど、いまはアジア人とそれ以外の外国人で入国審査を分けているのか)

 

こういうことは中国ではよくあります。
通知が徹底されていないパターン。

 

ある職員はきちんと最新情報を把握しているが、ダメ職員は勉強不足でしかも自分が正しいと思い込んでいるパターン。

 

なので、役所や銀行などでも、窓口Aでは拒否されたけど窓口Bに行ったらOKだったということが普通にあります。

 

中国人は慣れているので拒否されても気にせず、他の窓口に行って挑戦します。

 

しかし、中国語もできず中国にも慣れていない外国人にとっては意味不明な現象だと思います。

 

結局、隣の職員に諭されたその職員は私のパスポートにしぶしぶ入国スタンプを押しました。

 

そしてパスポートを私に差し出しながら
「次はあっち(外国人専用窓口)に並んで」
とイラついた態度で言ってきました。

 

(だめだこりゃ)
と心の中でつぶやき、無言でパスポートを受け取る。

 

中国の玄関口で外国人に接する入管職員の態度がこれだとやはりガッカリします。

 

隣の窓口の職員の注意がなければ、外国人専用の列に戻されるところでした。

 

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浦東空港の混雑具合

私が到着した時間帯は、水曜日の夜。

 

浦東空港内は珍しく比較的空いていました。
人を気にせずに自由に歩けるレベル。

 

 

税関の荷物チェック

浦東空港は、ある事件のせいで一時期荷物チェックが厳しくなりましたが、現在は落ち着いています。

 

【浦東空港で爆発事件】上海浦東空港、荷物チェックの状況、2016夏

 

私が見ていた限りでは、税関で荷物をチェックされた人は一人もいません。

 

X線の機械にバッグやスーツケースを入れている人もいませんでした。

 

スーツケースを受け取ってから出口までとてもスムーズ。
人も少なめだったので、こんなに快適な浦東空港は初めてです。

 

 

タクシー乗り場

浦東空港内は人が少なかったのですが、タクシー乗り場は混んでいました。

 

列に並んでから乗車するまで15分位。
次々にタクシーが来るので回転は早いです。

 

態度のひどい運転手に当たってしまい、
(今日はついてないな)
と思いながら目的地に到着。

 

以上、浦東空港のレポートでした。

 

関連:浦東空港から上海市内へタクシーで行く。距離と料金の目安

 

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