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【国際結婚】中国人女性のお話。日本留学、恋愛、結婚、両親。

      2017/09/15

大学進学を機に来日したある一人の中国人女性。

日本人男性との恋愛、彼の両親との対面、結婚までの流れやいろいろな想いを話していただきました。

国際恋愛や結婚に興味のある方の参考になれば幸いです。

 

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私と彼について

私は身長172センチ、体重60キロの中国人女性。

中国では高身長の女性が人気だが、日本人男性は小さくて可愛い子が好みだと思っていたので、彼に告白されるとは思わなかった。

彼は口数が少なく真面目な人だ。

告白されたとき、彼に
「私のどんなところが好きなの?」
と聞いた。

彼は私と初めて出会ったときの笑顔に引かれたそうだ。

ちなみに、普段彼とは英語で交流している。

 

 

家族だから簡単に許せる

私は忘れっぽい人間だ。

喧嘩しているうちに喧嘩になった理由さえ忘れることもある。

 

彼は私と違って、不満をあまり表さない人だ。

(彼は私に何か不満を持っているのに言えないのではないか)
と不安に思ったこともあった。

「もし、私に腹が立つことがあったら遠慮せずに教えてください」
と彼に言った。

 

彼の回答。

「僕は成長してから、自分の父は私にとって苦手なタイプだと思った。

でも、母はいつもニコニコしていて父に怒ることがないみたいだった。

母に性格が優しすぎるからなのか、それとも家族のために父のことを我慢しているのか聞いてみた。

もちろん怒ったことがあるよって、でも父が気づく前にすぐ許してあげたって、家族だから簡単に許せるって母に笑って言われた。

あなたと出会えてから、母の気持ちがようやく分かってきた。

あまり好きじゃないところもあるけど、あなたを家族として大切に思っているから、好きじゃないところも不思議とだんだん可愛く思えてきた」

 

それを聞いて、私は彼のことを真剣に考えるようになった。

一緒に生活していれば、喧嘩や不満は避けられない。

そんなときはいつも、彼の優しさと二人の楽しい時間を思い出すようにしている。

 

 

彼の家族とご対面

彼の両親は彼から
「中国人の彼女ができた」
と聞いてびっくりしたそうだ。

 

夏休み、彼の両親にご挨拶するため彼の実家を訪れたときのこと。

 

お母様は背が小さくて、よく笑ってくれる人だった。
言葉があまり通じなくても、頑張って話してくれた。

 

そして、お父様は厳しそうな人だった。

彼との関係はあまり良くないみたいだった。
でも、そういうお父様は私にはとても優しい。

 

 

私の家族に反対される

一方、彼の両親の優しい態度と比べて、私の両親の態度はすごく厳しかった。

しかも、彼と結婚することを家族は断固として反対した。

母はもし私と彼が夫婦になったら、外国語でしか喋れず、さらに両国文化の違いに慣れないことを心配していたようだ。

 

 

彼の出張で離れ離れ

仕事のため、彼は一ヶ月の出張をすることになった。

正直、付き合い始めてから、今回のような長い時間離れたことはない。

彼が出張に出る前、私は平気な顔をしていたけど、実はとても寂しかった。

彼は私のことを慰めながら冗談っぽく笑って言った。
「猫とお花の面倒を頼むよ」

 

空港に向かって、車を運転しているときは二人とも何も話さなかった。

空港でお別れした時、彼に抱きしめられながら、耳元で彼のため息を聞いた。

私は泣きたくなって、彼のことを強く強く抱きしめた。
たった一ヶ月なのに、自分はなんと情けない人だろうか。

 

その一ヶ月の間、毎日時差を計算して、彼の電話を待っていた。

うちの猫は元気かとか、お花に水をあげたかとかいろいろ話してくれた。

そして私はドラマ『最高の離婚』の光生さんを思い出して笑った。

「今のあなたはドラマの光生さんと似ていて、たとえ地震が起きても、嫁さんのことは心配せずに、家の猫や植物だけ心配するのね」

それを聞いて、彼も笑った。

 

彼が帰ってくる前日、猫ちゃんにたくさん餌をあげて、お花に水をたっぷりあげて、家を掃除し始めた。

夏に着る服を洗濯しようと思い、彼のズボンを洗濯機に入れる前にポケットの中に物がないかちゃんと確認した。

その時、ポケットから小さな箱を見つけた。

それを見て、私の心はドキドキしたけど、頭の中は冷静だった。

この小さな箱にいったい何が入っているのかものすごく知りたかったけど、万が一勘違いだったらどうしようと思って、長い時間考え込んだ。

 

結局、彼に電話をかけることにした。

 

電話が繋がって、ケースのことを彼に聞いたとき、なぜが電話が切れた。

もう一回電話をかけてみたが、繋がらなかった。

腹が立ってきたところに彼からメッセージが入った。

 

 

プロポーズ

メッセージの内容。

「この話をあなたに伝えるのはとても難しいです。

向かい合って話すのも難しいです。
電話でも言いづらいです。

でも、これを話す僕がどれだけ真剣なのか分かってほしいです。

あなたのことが大好きで、残りの人生あなたと一緒に歩いていきたいと思っています。

もし、あなたの気持ちも僕と同じなら、明日、指輪をつけて空港に迎えに来てください。

もし、僕が全力であなたを幸せにすると言ったら、あなたはきっと自分の幸せは自分で決めると言い返すでしょう。

でも僕にとって、僕が幸せになれるのはあなたと出会えたからです。

僕と結婚してください。

明日、空港でお待ちしております」

 

こんな大事なことを向かい合って話さないなんて、理解できる?

でも、彼はそういう性格の人だと分かっている。

彼がいつもそばにいてくれて、応援してくれていたことを思い出したら、涙が溢れてきた。

この人じゃなければダメだと気づいて、私は泣きながら部屋を片付けていた。

 

翌日、空港で彼を待っていた。

彼を見つけた瞬間、指輪をつけた手を上げて振った。

彼を抱きしめたとき、私は何度も
「会いたかった」
と言い続けた。

「もう大丈夫だよ。分かっているよ」
彼に言われた。

 

次の日にプロポーズのことをもう一回聞いたとき、彼は分からないふりをしていた。

そんなに簡単に彼のプロポーズに答えない方がいいのかな(笑)

 

 

両親の来日

彼を緊張させないよう、私の両親が日本に来ることはギリギリまで彼に黙っていた。

でも、それを知った彼の反応は意外と普通だった。
ところが、口では何も言っていないけど、彼の行動は不自然だった。

 

両親が日本に来る前の一週間、彼はずっと家を掃除していた。

家が綺麗になるのは嬉しいけど、彼が掃除をしながら緊張を緩和させている様子がとても面白かった(笑)

 

両親が日本に来る当日の朝、彼は珍しく早起きしてスーパーに行った。

そして、たくさん物を買って冷蔵庫に詰め込んでいた。

 

私を起こして、空港に向かって出発。

「こんなに早く出発したら空港の駐車料金が高くなる」
と抗議したが、彼に無表情で黙殺された。

 

彼は車を運転しながら、中国語をちゃんと勉強してこなかったことを後悔し、
「もう終わりだ」
と何度もつぶやいていた。

結局、私たちは予定より30分早く空港に到着した。

 

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両親と彼のご対面

空港に到着した両親からの電話を受けてすぐ出迎えに行った。

「あら、ちょっと太ったわね」
母が笑って私に言った。

私は怒っているようなふりをして彼に聞いた。
「私、太った?」
「少しね。でも可愛いと思うよ」
彼はそう言った。

 

後日談。母からのお話。

母は彼が何を言っているのか全然分からなかったけど、私と彼の笑顔を見て、娘の選択は間違えていないと確信したそうだ。

 

一方、父は彼と握手したが、あまり嬉しくなさそうだった。

 

 

父を傷つけてしまった

その後、4人で食事した。

食事中、父の不機嫌そうな顔を見て、私はつい口に出してしまった。

「お父さん、彼に何か不満を持っているの?
彼が日本人だから?
彼のことを何も知らないくせに」

言った瞬間に後悔した。

娘にこんなこと言われたら、父は傷ついてしまっただろう。

父は何も言わず店の外に出ようとしたけど、母に止められた。

 

 

私が両親に伝えたこと

家に帰った後の両親との会話。

「私は彼と結婚することを決めた。

彼と結婚して、将来は離婚する可能性もある。

 

彼と違って、お父さんとは血のつながりがあり、一生の家族だ。

でも、私はもう大人だから、これからは新しい家庭を作って、将来は自分の子供を産んで、彼と一緒に生きていきたい。

 

彼は優しくて、責任感を持っている人。

彼と一緒にいると安心できて、とても楽しい。

一生彼と楽しく過ごしたい。

 

彼も私も、偉い人になれないかもしれない。

大きな家を持っていないし、お金持ちでもない。

でもお金があっても、幸せは買えない。

だから私は彼と結婚する」

 

 

母の言葉

母は私の話を聞いて、真剣に言った。

「あなたはもう決めたのだから、自分の心に従って。

お母さんとお父さんはもう年を取ったから、将来あなたの世話をできないことが分かっている。

あなたは16歳から一人で外国に行って、いまや立派な大人になった。

でももしあなたが将来幸せじゃなくなったら、または何か困難なことがあったら、一人で我慢しないで。

私はお父さんと永遠に応援しているから」

 

 

結婚する前、彼との会話

彼に
「結婚するかしないかで何か変わるの?」
と聞いたことがあった。

 

彼の回答。

「もし結婚したら、仕事が終わり帰り道を歩いているとき家が明るいこと思い出して、なぜか嬉しくなる。

 

家のドアをあげて、『ただいま』と言ったら『お帰り』と言ってくれる人がいる。

家にいても寂しくない。

ご飯を食べるとき、誰かが隣に座って話してくれれば、ご飯がより美味しくなる。

 

寝るときは隣で誰かの寝息が聞こえる。

冬になっても、布団の中は暖かい。

一人の時とは全然違う」

 

私のストーリーはここまで。

運命は不思議だ。

もし私が大学のとき日本に来られなかったら、彼と出会えなくて、私たちは結婚できなかっただろう。

私は今幸せだ。

 

一つ気になっているのは、父が彼と握手したとき、あまり嬉しくなさそうだったことだ。

 

最後に一言。

この世の中で愛し合っている人たちが最後に結ばれることを願っている。

 

関連:【国際結婚】口下手な日本人男性と結婚した中国人女性のお話

 

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