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日本語教師のブログ。上海生活、中国株など。

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中国人はマナーが良い、そして悪い。

      2018/08/01

中国人はマナーが悪いという評判が定着していると思います。
日本だけでなく、海外の反応もときどき紹介されますね。

中国人のマナーの良し悪しについて。
私の体験をふまえて、中国とマナーのことを書いてみます。

 

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私の中国生活とマナー被害

私は中国で生活して何年も経つのですが、基本的には大学周辺から外に出ません。

 

なので、普段は文化的な雰囲気に包まれており、中国人のマナーに関して嫌な思いをすることがほぼありません

 

しかし、街なかに出ると、混沌とした世界が広がります。
マナーの悪い人たちが大勢います。
慣れてはきましたが、やはりストレスを感じます。

 

私の体験を以下に書いていきます。

 

 

電車

並んでいても、割り込まれます。
一見並んでいるように見えても、扉が空いた瞬間に割り込んでくる人も多いです。

 

降りる人がいるのに、乗り込む人が大勢います。
電車の扉が開くと、降りる人と乗る人でぶつかり合う様子はカオス。

(新しい格闘技か?)
と思えるほど激しいときがあります。

 

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所構わず、痰を吐く人がいます。

でも、地域差があります。
広東省は少なく、江西省は多かったです。

 

レストランの床に痰を吐いている客がいるのを見た時は、食欲をなくしてしまいました。

店員、苦笑い。

 

 

トイレ

男性の方しか知りませんが、汚いです。

小便器の下が、尋常じゃないくらい濡れていることが多々あります。
便器からかなり離れた位置から小をたす人を何度も見かけます。

 

聞いてみたい。
「飛ばす距離、何十センチが目標なんですか」

 

 

食事

咀嚼音が高めです。
口を開けた状態で、クチャクチャと音をたてて食べる人が多いです。

 

不快な音なので、別のテーブルに移動します
でも、移動先のテーブル周辺でもクチャクチャ音がしています。

 

車の運転

車の運転は荒いです。

中国に来た当初は、
(暴走族みたいな運転が多い)
と思っていました。

 

道を譲り合うという精神が乏しい気がします。
そのため、交通事故もよく見かけます。

 

歩道に駐車する人も多いので、歩行者は車道を歩くことになり危険です。

 

以前、車道を車が走り、バイク自転車専用道路も車が走り、歩道をバイクが走っている光景を見ました。

 

政府にお願い。
「一段高いところに歩道を作ってください」

 

 

上海ディズニーランド

ちゃんと並べない人が多いです。
パレードを見るときも、入ってはいけない場所に入り、自分本位で見やすい位置を確保する人がいます。

 

夢の国で
(これは夢では?)
と思うほど嫌な体験をすることになるかもしれません。

⇒ 上海ディズニーランド、情報まとめ

 

 

声の大きさ

声の大きい人が多いです。

(誰か遠くの人と話しているのかな?)
と思い、周囲に目をやると誰もいません。

それもそのはず。
隣の人と話しているのです。

 

そのエネルギーがもったいない。

 

 

マナーが悪いという自覚は?

マナーが悪い中国人は、悪いと分かっていてやるのでしょうか。

実は、自覚がある人は少ないです。
悪気がないということです。

 

中国の社会では、割り込みなどは日常的に見られる光景です。

もし、家庭教育がきちんとされていない場合は、家族がみんなマナーを知らない。

つまり、一族みんなマナーが悪いという可能性がぐっと高くなります。

 

 

注意してもいい?

例えば、中国人観光客が日本に来て、マナーが悪かった場合、注意をしてもいいです。

ただ、私はおすすめしません。

 

なぜなら、上述のとおり、彼らにはマナーが悪いという自覚も悪気もないからです。

(なぜこの日本人は怒っているんだろう)
と不思議に思われることでしょう。

 

マナー違反だということを理解させるのに苦労します。
さらに、一生懸命説明しても徒労に終わるかもしれません。

 

 

対策と改善

対策と改善という考え方は、いかにも日本人的ですね。

中国には14億の人がいて、人口は増え続けています。
日本に来る中国人も増え続けます。

 

彼らを相手に、
(どうしたらマナーの悪い中国人が減るのだろう)
と対策を考えるには、相手が強大かつ多すぎます。

 

日本人が考えて解決できるほど、簡単なものではありません。

 

結局、一歩下がって見守り続けるしかないように思います。
諦めの境地、というのも時には必要でしょう。

 

 

中国はマナーの良い国になる?

ゆっくりと少しずつ良くなると思います。
しかし、日本のようにはならないでしょう。

 

私個人的には、中国全体がきっちりし過ぎたら面白みが薄れると思っています。

 

最低限のマナーは守りつつも、大陸的で小さなことにこだわらない雰囲気は続いてほしいです。

 

 

心を痛める中国人

日本の報道を見ていると、「中国人」をひとくくりにしている感じがします。
マスコミの影響を受けている日本人も同じです。

 

中国はとても広くて各地で文化が違います。
そして、14億の人がいるので文化的水準が大きく異なります。

 

家庭によってもしつけが大きく違います。
それは中国と深く関わったことのない日本人には想像のできないことだと思います。

 

私の実感では、日本人と同等かそれ以上にマナーのしっかりしている中国人がたくさんいます。
そして、マナーが良い中国人の数は、日本の人口以上だと思います。

そういう人たちは、世界中で
「中国人はマナーが悪い」
と言われていることに心を痛めています。

 

そういう私も、ついつい
「中国人は」
という表現を使ってしまうんですけどね。

 

 

中国人はマナーが良い

このブログ記事のタイトルにもなっている、「中国人はマナーが良い」という点についてまとめます。

広い中国に分散してしまっていますが、マナーの良い中国人は、数だけでみたら日本人よい多いです。

 

以下、私が実際に体験したことです。

広東省にて。
買い物をして現金で支払うと、おつりを両手で渡されることが多い。

 

広東省にて。
地方空港の税関職員が私のパスポートを確認した後、笑顔で両手で返してくれた。

 

広東省の地方都市の交通機関。
若者が、高齢者が乗車してくるのを見ると席を譲る確率100%で、さらに譲る速度がとても早くて迷いがない

 

成田空港にて。
とても静かな待合室ロビー。
中国人の家族が、周囲を気にするように、ささやくような声で会話をしていた。
微笑ましい光景でした。

 

 

若者に期待

私の中国人の学生たちは、マナーを気にしています。
そして、マナーの悪い中国人を毛嫌いしています。

 

日本人のことを、ものすごくマナー意識の高い民族だと信じきっています。
日本に来て幻滅しないことを祈ります。

 

中国の日本語学科を卒業する若者たちの多くは、将来、マナーの良い社会人になると思います。

そして、彼らたちは周囲にも良い影響を与えます。
子供ができたら、その子供もマナーを守ることでしょう。

 

以上、中国人とマナーのブログ記事でした。

私は中国に来て数年、3都市で生活した経験があります。
その中で感じたことを書いてみました。

 

関連:【インタビュー】中国人が見た日本の姿

 

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