一時帰国、イオンの免税店で手続きする方法
2018/12/01
海外在住者は、消費税が戻ってくるのでお得に買い物できます。
私はいま上海在住。先日、一時帰国してイオンで買い物したとき、免税手続きをすることができました。
免税カウンターでの手続きと対応をブログに残します。
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目次
免税手続きができる日本人とは
「非居住者」の日本人が免税を申請できます。
非居住者とは
- 外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者
- 2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者
- [1]及び[2]に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者
- [1]から[3]までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者
出典:観光庁
http://www.mlit.go.jp/kankocho/tax-free/about.html
つまり、中国で仕事をしながら生活している私のような日本人は、日本で免税の恩恵を受けられるのです。
田舎のイオンでも免税対応
私のふるさとはけっこうな田舎です。
それなのに、地元のイオンに免税カウンターがあって対応してくれるんです。外国人観光客は来ないと思うんですけどね。
まあ、私のような海外在住者にはありがたいことです。
見落としているだけで、町のあちこちに免税店ができているのかもしれません。これから買い物するときは目ざとくTAX FREEの文字を見つけたいです。
⇒ イオン(公式サイト)
https://www.aeon.com/
http://www.aeon.info/
免税手続きの流れ
- 普通に買い物する
イオンの店舗の中で普通に買い物します。
この時点では消費税を支払います。 - 免税カウンターに行く
「免税手続きをお願いしたいのですが」
と言うと、すぐに対応してくれます。パスポートとレシートを渡しましょう。 - パスポートを返される
ホチキスで書類がとめられています。
この書類は空港の税関で渡します。 - 返金される
消費税分の現金をその場で受け取りました。 - 金額を確認して書類にサイン。
- 商品を受け取る
ビニールで包装された商品を受け取りました。
この包装は出国するまで開封してはいけません。
※開封すると「OPENED」が表示されるビニール袋
注意事項が書かれています。
「日本を出国するまで、開封しないでください。なお、消費した場合には、消費税を徴収されます。」
免税手続きに必要なもの
免税カウンターに行って、以下のものを店員に渡しました。
- 買い物した時のレシート
一日分のレシート全て。 - パスポート
海外に住んでいることを証明するためです。
日本入国日の入国スタンプのページも見せます。 - 免税したい商品
包装されます。
イオンカードを持っているとお得
イオンカードはクレジット機能の付いたカードです。
私はVISAのイオンカード持っています。
オススメなのが、定期的に郵送されてくる割引クーポン。
これがかなりお得。
クーポンの種類によっても違いますが、例えば、食料品5%OFF、衣類10%OFFなど。
※割引きの条件は、イオンカードでのお支払いです。
⇒ イオンカードセレクト(公式サイト)
免税手続きする人は、食料品だったら通常より13%も安く買えることになります。(食料品5%OFF、消費税8%)
家電やデジタル用品も割引対象ですが、私はamazonとの値段を比べてから買っています。
⇒ amazon(公式サイト)
免税できなかったもの
食料品のうち、チーズは免税対象外だと言われて返されました。
乳製品がダメなのかもしれませんね。
店員のサービス対応について
イオンの店員さんは、とても丁寧かつ迅速な対応でした。話し方、所作など、きちんと研修されている印象を受けました。
海外生活が長くなると、日本のサービスが本当にすばらしいことに感動します。
税関での手続き
空港でのチェックイン手続き。
今回イオンで買ったのはほとんと食料品だったので、スーツケースに入れて預け荷物としました。
チェックイン時に、
「免税品は預け荷物でいいんですか」
と聞いたら、
「大丈夫」
とのことでした。
出国手続き。
セキュリティ・チェックを抜けた後、出国スタンプをもらう前の地点で税関職員にパスポートを渡すと、免税の書類をパスポートから外されました。
商品は確認する場合としない場合があるみたいです。
以上、初めての免税手続きでしたが、とても簡単なものでした。
いままでiPhoneなど普通に買っていたことを後悔しています。これからは海外在住の強みを活かし、日本での買い物は免税手続きをしていこうと思います。
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