大沢温泉、自炊部の素泊まりがオススメ
2016/06/10
先日、岩手県花巻市にある大沢温泉に行ってきました。
千と千尋の神隠しを彷彿とさせる温かみのある建物で、落ち着けます。
大沢温泉は200年の歴史がある温泉旅館で、建物全体がいい味わいを醸し出しています。
スポンサーリンク
大沢温泉の建物
木造のとても古い建物なので、静かに歩かないと揺れてしまいます。
それは、お客さんが歩いているのか地震なのか分からないときがあるほど。
しかし、それがまたいいのです。
正面玄関
菊水館へと続く橋
廊下。右側の部屋が自炊部
混浴露天風呂
館内には温泉浴場が数カ所あり、そのうちの一つは混浴露天風呂です。
名を「大沢の湯」といいます。
混浴と言っても、女性は(特に若い女性は)ほとんど入らないので、男性専用みたいなものです。
女性専用時間があり、20時から21時の1時間。
とりあえず、入ってみました。
しかし、誰もいません。
混浴、という響きが人々を遠ざけているのか、たまたま人の少ない時間帯だったのでしょうか。
理由はさておいて、
大浴場を独占し堪能することができました。
ゆっくり流れる川と、濃い緑色の大自然が目の前に広がり、それらに包み込まれているような気持ちになります。
こんな気持にさせてくれる温泉はなかなかないと思います。
スポンサーリンク
自炊部
自炊部に泊まったのは初めてです。
布団を持ち込んで2泊3日の滞在。
布団を館内に置いてチェックインの手続きをしていたら、旅館のスタッフが部屋まで持って行ってくれました。
素泊まりなので、食事は付いていません。
調理場にはガス(有料)、調理器、食器があり、自由に使うことができます。
でも、面倒なのですべて食堂で食べました。
自炊部の部屋はたしか6畳で、テーブル、テレビ、電気ポット、ガス台が置いてありました。
暑かったので、有料のオプションで扇風機を設置。
食堂やはぎ
自炊部なのに自炊を一切しないこともできます。
私がそうでしたから(笑)
「やはぎ」という名の食堂はなかなかよいです。
値段も手頃でおいしい。
メニューもいろいろありますし、おつまみもあるので、風呂あがりにビールを飲みながらゆっくりできます。
3日間、お昼には蕎麦、夕食には定食を食べていました。
お蕎麦は田舎そばよりも更科そばがおすすめです。
田舎そばはそば粉の割合が多いのか、モサモサした食感でいまいちでした。
大沢温泉の自炊部、オススメです。
ゆったりとした贅沢な時間を過ごすことができました。
県外からの来客も多く、特に週末は予約が取りづらいようです。
平日なら人も少ないのでぜひ。
スポンサーリンク