中国の大学の日本人講師、つながるメリットとつながる方法

      2018/11/01

上海の大学で講師をしています。

 

ふと、思いました。

 

上海って大学多いよね?
じゃあ、上海に日本人講師はどれくらいいるのだろう。

 

というか、中国全土をみたら日本語学科を設置している大学はかなりの数。
そこで働く日本人講師も相当な数になるはず。

 

日本人講師の間で、交流している人はいるのかな?
日本人講師がつながるメリットを考えてみました。

 

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中国の大学の数

中国の大学、数はどれくらいあるのでしょう?
調べてみました。

 

中国全土に普通高等学校は2595校あります。
この数字には、「~大学」と「~学院」の両方が含まれる。

出典:中国教育部の公表データ(2018年3月)

 

このうち、いくつの大学に日本語学科があるのでしょう?

 

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日本語学科と日本人講師の数

中国の大学に日本語学科はどれくらい設置されているのか?

 

残念ならが、正確なデータを見つけることはできませんでした。
なので、ざっくり計算します。

 

中国全土にある大学が2595校。
そのうちのほとんどが日本語学科を設置していると思います。
ざっくり2000校としましょう。

 

その2000校のほとんどに日本人講師がいるはず。
ざっくり1800校としましょう。

 

日本語学科にいる日本人講師は何人でしょうか?
私が見てきた感じだと、1人から3人です。
平均して2人にしましょう。

 

1800校×2人=3600人

 

ということで、中国の大学で働く日本人講師は合計3600人。たぶん。

 

 

日本人講師がつながるメリット

かなりの数の日本人講師が中国の大学で働いています。

つながりをもったら、どんなメリットがあるのでしょうか?

 

現状の比較

自分の大学の環境、給与、労働条件などを他の講師と比較することができます。

たいして変わらないと思うのですが、比較することで自分の現状を把握することができます。

(他の大学の方が良さそうだな。就職活動してみようか)
などのように、よりよい環境を手に入れるきっかけができるかも。

 

 

就職情報の共有

もし日本人講師同士で信頼関係が築ければ、就職の情報も交換できそうです。

「私、来年でこの大学を辞める予定だけど、~さん、次ここ来ない?学科主任に推薦するよ」

みたいなことが可能になります。

 

 

起業

中国での大学講師のステータスを活かせば、いろんな可能性があります。
そのうちの一つが起業。

目的を共有できる人が集まれば、プロジェクトを立ち上げることができます。
いまの中国、お金を稼ぐチャンスがたくさんあります。

中国人の先生は副業がんばっていますからね。
日本人も負けていられません。

 

 

現実的につながる方法

日本人講師がつながるために、現実的にできることは何か?
ネット上のつながりでもよいのですが、会うことが大事だと思います。

 

なぜなら、会ったことのない人と交換できる情報は限られているから。

 

あと、人間って相性がありますからね。

 

食事でもお茶でも飲みでもいいんですが、一回会ってみれば相性が分かります。

また会ってみたいなあと思えば連絡を取り続ければいいし、そうでなければ疎遠になるでしょう。

 

自分に合う仲間に出会えれば、中国生活がより楽しくなるはず。

 

で、現実に具体的にできることは何か?

 

ブログ、ツイッター、メールなどで連絡をとっておいて、その後に会うというのがベストだと思います。

 

例えば、上海地区のスピーチコンテストなど、多くの大学から学生と教員が集まります。

その場でいきなり日本人講師に話しかけることができますか?

「どうも~。私も日本人講師です。仲良くしましょう」みたいに・・・。

 

私にはできません笑。
逆に話しかけられたとしても、ちょっと驚いて警戒しちゃいます笑。

 

でも、ブログ、ツイッターなどで事前に連絡を取っている相手であれば、会った時に話しやすいはずです。

 

なので、中国でいろんな人とつながりたい日本人講師は、ブログやツイッターを使いましょう!

ネット上で同じ地区にいる日本人講師を見つけたら、私から話しかけます笑

 

以上、中国の大学の日本人講師がつながるメリットについて、ブログ記事にしみました。

みなさんの中国生活が楽しいものになるよう祈っています。

 

関連:中国の大学に就職。面接での質問7つ

 

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