鳴沙山と月牙泉
2016/10/01
中国甘粛省敦煌市を観光中。
ユースホステルで知り合った中国人3名と鳴沙山・月牙泉へ行くことになりました。
→ 敦煌の安宿、敦煌国際青年旅舎
中国の観光は中国人と一緒だととても楽です。
行き方など全部調べてくれるので、ついて行けばいいだけ(笑)
中国人旅行者はフレンドリーな人が多いので、中国語ができればすぐ仲良くなれます。
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鳴沙山とは
甘肃省敦煌市の西南にある砂漠で、東西40キロ、南北20キロの大きさ。
1994年、「鸣沙山月牙泉风景名胜区」が「国家级风景名胜区」に指定された。
月牙泉は三日月形の湖でオアシスになっていたらしいが、いまは水は出ていないとのこと。
でも、観光地なので形だけを何とかして維持しているとか。
行き方
鳴沙山までは市バスで10分ほど。意外と近い。
市バス乗り場はユースホステルから徒歩で10分のところにありました。
たぶん、バス停はたくさんあるはずです。
「到鸣沙山月牙泉的公交车在哪里?」
(鳴沙山・月牙泉に行く市バスはどこですか)
と紙に書いて地元の人に笑顔で聞いてみましょう。
観光スタート
午後7時半ころ到着。
周囲はまだ太陽がギラついていて、夕日の時間まで時間がありそうです。
バスを降りるとすぐに巨大な砂山が目に飛び込んできます。
神秘的で美しい形状にしばし見とれる。
頂上が鋭利になっていて、
(あそこに行ってみたい)
という好奇心にウズウズさせられる。
鳴沙山の近くにもユースホステルがあった
歩いて行るとラクダに遭遇w
木につながれている
旅友が近づいてなでていました
旅友が果物を見つけて木登りw
小さい桃かな?
(食べてません)
敦煌の砂漠に咲くオレンジ色の花
夕方の砂はもう熱くなかったので裸足で歩ける。
乾燥していてサラサラの砂。気持ちいい。
砂紋がさざ波のようだった。
夕方なので、影が長い。
旅友3名と記念撮影。
ラクダがたくさんいて、一列につながって歩いている。
観光客が乗れるようになっていますが、そんなに悠長にしていられない。
夕焼けタイムまでに鳴沙山のてっぺんに登りたいので。
アスファルトで舗装された道路が中央を走っているw
トゲトゲの植物
お花も咲いている
蛙がいた
パラグライダー
観光客はそんなに多くない
登る
近づいてみるとけっこう巨大な砂山でした。
登り始めます。
斜面には登りやすいようにハシゴみたいなのが設置されています。
急勾配、高さもあるのでけっこう疲れる
しかし、それ以上に楽しい!
月牙泉を上から撮影
夕日
午後9時過ぎ、マジックアワー到来。
空と砂漠の色が刻々と変化する。すばらしい光景。
団体観光客が色めき立ち、歓声が上がる。
それを避けて静かな場所へ移動しゆったりとオレンジ色を堪能する。
下山
日が沈んでも周囲はまだほんのり明るい。
砂山を下る。下りはとても楽だ。
砂がクッションになり衝撃を吸収してくれるので飛び跳ねるように降りていった。
徐々に暗くなっていく空も美しく、時間を忘れて写真を撮っていました。
午後10時過ぎ、かなり暗くなってから帰路につく。
砂漠は真っ暗になるとちょっと怖い。
(サソリとか蛇とかいないよね?)
短パンで来ちゃっている私はちょっと不安になる。
というか、鳴沙山には何時までいていいのだろうか。
入口には門があり、周囲はフェンスで囲われているので管理者はいるはずだが、ちらほらと観光客が残っている。
鳴沙山からタクシーで市場へ
タクシーで沙州市場へ移動してビールと串焼きで疲れを癒します。
途中から近くにいたカナダ人カップルが加わって一緒に飲むことになりました。
女性の方が
「私は日本人とカナダ人のハーフです」
と英語で言うのを聞いて、一気に親近感が湧いた。
でも、彼女の英語について行けないため、会話を続けることを諦めてビールを飲む(笑)
ユースホステルで飲む
午前0時、市場を離れてユースホステルへ戻りました。
関連記事:敦煌の安宿、敦煌国際青年旅舎
(いい日だった。シャワー浴びて寝よう)
と思っていたら、中国人旅友がビールをもって来ちゃったw
ロビーのテーブルにスイカとパンも用意されている。
人生初の奇妙なおつまみ。
正直、休みたい気持ちの方が強かったけど、押しに負けて付き合うことになりました(笑)
でも、ゲームしたりおしゃべりしたりで、楽しかったです。
罰ゲームで歌う旅友とそれを取り囲む韓国人旅行者たち
今回のシルクロードは一人旅だけど、ユースホステルでの出会いは旅に彩りを添えてくれました。
中国語ができなかったらこんなに良い出会いはなかったと思います。
中国語の老師に心から感謝します。
そして、中国人のホスピタリティ、熱烈歓迎ぶりに感謝します。
以上、2012年7月上旬の旅日記でした。
→ 西寧市から敦煌へ、バスでの行き方と注意点
→ 新疆国際宝鹿青年旅舎 ウルムチのユースホステル
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