PM2.5で中国のフライトが遅延。CAと日本人乗客のやりとり
2017/01/20
先日、中国国内旅行しました。
上海行きの便(国内線)が遅延。
というか、PM2.5濃度が高く視界が悪いために、中国国内の多くの便が着陸できない様子。
影響をこうむった人たちのお話です。
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空港職員に詰め寄る中国人客
フライトが遅延ということで、ゲート付近のベンチで時間を潰している人が大勢いました。
そんな中、突然、大声でわめく中国人客が出現。
複数人で空港職員に詰め寄っています。
なまりが強い普通語なので、完全には聞き取れませんでしたが、遅延に関する責任問題について大声で話し、怒りを爆発させていました。
空港職員も大きな声、かつ毅然とした態度で応対しています。
(怖いなあ、そして、うるさいなあ)
と思いながら、他の中国人客がどのような表情をしているのか観察してみました。
大部分は無視。涼しい顔をしてスマホをいじっています。
数名がうるさい中国人客の方を見ています。
その他、数名はその場を離れるため立ち上がっていました。
私も、大声の中国語を聞きたくなかったのでその場を離れることにしました。
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機内で出会った日本人、CA
数時間遅延してやっと離陸。
(PM2.5が晴れなければフライトが取消しになるかも)
と不安だったので、飛んだだけで嬉しかったです。
座席の後ろから日本語での話し声が聞こえました。家族連れのようでした。
(上海で乗り換えて日本に戻る予定だったが、遅延したため乗り換え時間がギリギリだ)
ということを話しています。
その後、中国人のキャビンアテンダントにその事情を伝えていました。
すると、CAは
「機内の前方の座席に移動してください。到着後、優先的に降りれるようにします」
と英語で言っていました。
(やるな、中国人CA)
と感心していると、他にも日本行きの便に乗り換える予定の人が5人いて、彼らも
「前の座席に移動したい」
と伝えていました。
しかし、今度のCAの対応は
「急に機内の前方が重くなると、着陸の時の危険性が増すのでご遠慮ください」
それを聞いた日本人乗客はあっさり引き下がりましたが、あまり納得していない様子でした。
結論:冬のフライトは時間に余裕を持って
中国の冬はPM2.5濃度が高まるために、フライトに遅延が出やすいです。
かなりの確率で遅延します。
(乗り換えなどがある場合は、時間的に余裕のある便を予約しよう)
と思ったのでした。
関連記事:上海の空気、PM2.5濃度を調べる方法
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