中国広東省で初めてのエステ
2017/02/12
中国生活も残り僅かという時、学生たちからの誘いを受けて一緒に遊ぶことになりました。
送別会を開いていただき、その後はゲームセンター、カフェ、マッサージと楽しい一日でした。
よい思い出です。
みなさん、どうもありがとう。
スポンサーリンク
送別会
日本へ帰国する私のために、女子学生8人が送別会を開いてくれました。
今学期は4年生の授業を担当していないので、彼女らに会うのは久しぶりです。
おしゃべりしながらウォルマートの中にある中華レストランで食事。
彼女たちはいま、期末テスト、卒論、就活で忙しい時期なはずです。
そんなときに集まってくれたことに心から感動し感謝しました。
食事の後、お店のスタッフに撮ってもらった集合写真。
ずっと大切にしていきたい思い出です。
ゲームセンター
食事を終えてゲームセンターへ。
みんなでバスケのフリースローゲームに挑戦。
私は初めてでしたが、背が高いので簡単に得点することができ、高得点GET。
気持ちよかったです。
中国の大学生とゲームセンター
さらに、バイク、ボーリング、シューティング、UFOキャッチャーなどのゲームを立て続けに遊びました。
ゲームセンターは高校以来です。
中国で高校時代に戻った不思議な気分を味わう。
そして、みんなもキャッキャキャッキャととても楽しそうでした。
スポンサーリンク
KFCでアフタヌーンティー
ゲームセンターから出ると、今度はKFCへ。
(中国の女子大生は普段こんな感じで遊ぶのか)
とよい勉強になりました。
平日の昼間なのでお客さんも少なく、貸し切り状態。
広東省とはいえ、地方都市なのでそこまで人が多くないですし、生活しやすい街です。
ゆっくりと流れる時間の中でお茶とケーキを楽しむ。
広東省のエステに行く
午後ティーのまったりした時間が過ぎ、
(そろそろ帰ろうかな)
と思っていると、学生たちが
「先生、中国のエステに行ったことはありますか。一緒にいかがですか」
とニコニコしながら聞いてきました。
(この学生たちはお嬢様なのかな? 日本の女子大生もエステとか行かないと思うけど)
とりあえず、
(おっさんがお肌ピカピカになってもしょうがないだろう)
と思い丁重にお断りしました。
が……
学生たちは落胆し、いろんな表現を駆使して誘ってきました。
(すごく日本語上達してる…笑。さすが4年生)
結局、行くことになりました。
日本でもエステに行ったことはありませんが、中国エステにちょっと興味がありますし、いい経験になると思ったのです。
中国エステ店内の様子
ウォルマートからタクシーに乗ってエステへ移動。
店内に入ると、小さな薬局みたいな雰囲気です。
アルコール消毒薬の臭いがしました。
ニキビの写真、広告などが壁一面に貼ってあります。
(エステではなくて、美容クリニックじゃないか?)
と不安になりながら、店内を観察していました。
ピンク色の制服を着た女性スタッフが5名くらいいましたが、エステティシャンの雰囲気というよりも、歯科助手っぽかったです。
そして、急に6名のお客さんが飛び込みで来店したために喜んでいる様子でした。
私と二人の学生は案内されて2階へ。
そこには、絶対に寝返りをうってはいけないほど小さな簡易ベッドが3台置いてあります。
鏡張りの壁。
金色のひざ掛けと、ピンク色の枕。
ちょっと怪しい。
私は足がはみ出るので、曲げた状態で横になりました。
マッサージはじまる
顔にクリームを塗りながらマッサージが始まりました。
フェイシャルというのでしょうか。
女子学生のクリームは白色で、私のは茶色でした。
女性と男性で違うみたいです。
(ちょっと力が強すぎるかも。目の周りはいいけど、眼球の上(まぶた?)とかあまり触って欲しくないなあ)
と思いながらも、何も言わずされるがままに任せていました。
フェイシャルの後は、パックをされて長時間そのまま寝てました。
最後に、マッサージ。
首と肩だけで、全身マッサージではありません。
意識がもうろうとしたまま1階へ降りて行くと、学生たちに
「先生、すごく白くなりましたね」
と言われ、それはそれで悪い気はしませんでした。
そういう学生たちのお肌もツルツルピカピカ。
女子大生なので、もともとお肌の状態はいいのだと思いますが。
気持ちよかったような、ちょっとガサツで怖かったような、そんな中国エステ初体験でした。
エステの後に
エステが終わると、日が暮れてきたので軽い夕食をとり、川辺を散歩しました。
中国独特のゆったりと幸せな時間が流れています。
みんな楽しそうです。
「先生は他の先生と全然違いますよ。一緒にいても全然緊張しません。クラスメートと一緒にいるみたい」
と笑顔で話す学生に、
(それっていい意味でだよね?笑)
と心のなかでツッコみをいれました。
こんなに長い時間学生たちと交流し濃密な時間を過ごしたのは初めてかもしれません。
4年生でコミュニケーションが簡単にとれることもあり、居心地がいいです。
その後、バスで大学に戻り、学生たちは学生寮へ、私は教員宿舎へ歩き始めます。
涙目になっている学生がいたので、短めに挨拶をして別れました。
お別れの場面は何歳になっても苦手です。
贅沢な時間と充実した一日をくれた彼女たちに感謝感謝です。
本当にどうもありがとう。
また、いつかどこかで会いましょう。
スポンサーリンク