中国の大学、教員宿舎の設備と画像
2018/05/29
中国の複数の大学で日本語教師として働いた経験があります。
今日は教員宿舎について書こうと思います。
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中国の大学、家賃は無料
中国の大学に就職すると、原則、大学の中にある教員宿舎を無料で提供されます。
例外として、学外のマンションに住むこともありますが、この場合でも大学が家賃を支払ってくれたり、住居手当をくれたりします。
一方、中国人の教員が教員宿舎に住む場合は、自分で家賃を支払うことになっています。
外国人講師はかなり優遇されている気がします。
宿舎の水道光熱費、支払い
大学の教員宿舎に引っ越すと、その日から水道、電気が普通に使えます。
別途に契約する必要がありません。
水道光熱費の支払いは大学によっていろいろですが、外国人講師が全額支払うケースはほとんどありません。
- 大学が全額負担する
- 大学がある程度負担する
後者の方が多いです。
宿舎の間取り
教員宿舎の間取りですが、一人暮らしだと十分広いです。
家族で住むことを想定している間取りもあります。
- 寝室
- 書斎
- リビング
- キッチン
- ユニットバス
普通、シャワーのみで浴槽はありません - ベランダ
洗濯を干すスペースです
宿舎の設備
教員宿舎の部屋の中には、必要な家具家電が最初からそろっているので、入居当日から普通に生活できます。
家具など
- デスク
- 椅子
- 本棚
- テーブル
- ソファ
- テレビ台
- 下駄箱
家電など
- テレビ
- デスクトップ型パソコン
- エアコン
- 扇風機
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 食器消毒器
- 電気コンロ
ガスコンロの宿舎もあり
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良いところ
教員宿舎の良いところを書きます。
- 家賃がタダ
- 壁が厚い
防音がしっかりしており、隣室の話し声や物音などはほぼ聞こえません。 - 広い
天井も高く、のびのび生活できます。
不満なところ
宿舎で生活していると、気になるところが出てきます。
はっきり言ってしまうと、不満な箇所ですね。
- 気密性が悪い
古い宿舎だと冬とか寒いです。 - ドアの開閉がスムーズにいかない
新しい宿舎なら大丈夫ですが。 - トイレに換気扇がない
窓さえない場合も… - 照明が暗い
これは自分で何とかできそう - 水回りが弱い
これは中国の住宅全体に言えます
全体的に造りが雑、ということでしょうか。
でも、新しい校舎やリフォームした宿舎だとかなり快適です。
中国の大学の教員宿舎の場合、当たり外れの差が大きいと言えます。
就職する際、宿舎の快適さを事前に確認しようとしても、メールでのやりとりなので、十分に確認できません。
教員宿舎の写真
私が住んだことのある教員宿舎の写真をアップします。
中国の場合、外観はボロくても室内はそこそこキレイ、という教員宿舎が多いようです。
リビング
寝室1
洗濯機。ベランダに設置
寝室2:来客用に使えます。
シャワー室兼トイレ
キッチン
中国各地、いろんなタイプの教員宿舎があると思います。
他の大学の教員宿舎も見てみたいですね。
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