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日本語教師のブログ。上海生活、中国株など。

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新HSK5級を中国で受験。試験官の対応に驚く

      2016/03/05

私がまだ中国にいたころのお話です。

2012年に中国の大学で新HSK5級を受験しました。

HSK6級と迷いましたが、レベル的に確実に合格できると見込んで5級にしたのです。

現地での受験はカルチャーショックというか、とにかくおもしろい体験だったので、ここに書いておきます。

以下、文中の会話はすべて中国語です。

 

HSK申込みから受験までの流れ

  • ネットで申し込み

・受験地を選ぶ
・写真をアップロードする
(自分でデジカメで撮った写真でOK)

  • 受験料支払い

現金を受験地の大学まで持って行きました。
領収書を受け取ります。

  • 受験

 

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HSK 試験会場の様子

大学に行くと、各国の受験生が集まっており、国際色豊かで賑やかでした。

教室内はこれから試験という雰囲気ではなく、15人くらいの外国人が楽しくおしゃべりしています。

しかし、確認してみるとそこは新HSK4級受験の教室とのこと。

 

新HSK5級の教室は隣でした。

各席にパソコンが置いてある教室に入ると、中東系の男性が一人いるだけ。

(あれ? もしかして5級受験は二人だけかな)

その男性と中国語で話してみると、ヨルダンからの留学生でした。

「4級を申し込んだつもりだったのに、なぜか5級になってた。リスニングは大丈夫だけど、読解が苦手。自分にとっては難易度が高いかも」

と話していました。

確かに漢字を一から勉強するって大変だろうなあ、と思います。

 

そして、今回この試験会場では新HSK6級の受験者はいないとのこと。
はやり6級だと難易度が急に上がるので、敬遠されているのでしょうか。

 

試験開始

試験開始ギリギリになって、大学の先生っぽい中国人男性が教室に入ってきました。

バタバタしながら問題用紙を配られ、試験開始。
やはり5級の受験は二人だけでした。

パソコンを使ってのリスニングがトラブルもなく終了。
順調に問題を問いていくと、終了時間ギリギリに何とか解き終わりました。

通路を挟んで左側に座っているヨルダン人を見ると、必死に書き込んでいますが、明らかに間に合わない様子。

 

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試験終了、試験官の対応に驚く

ジリリリリリ

無常にも終了のベルが鳴る。
試験官が我々に近づいてくる。

その時!

「あと3分……」

とヨルダン人の懇願するような声。

(ああ、かわいそうに。やはり間に合わなかったか。でも、試験だからしょうがないよな。)

と哀れんでいると、試験官から驚きの一言!

 

「いいよ」

 

「ウソでしょ!?」

と声に出しそうになりました。
しかし、試験官の表情を見ると本当っぽい。

 

(じゃあ、私ももう一回見直しをしようかな)

と思っていると、

「君は終わったみたいだね」

と試験官に言われ、答案用紙を持って行かれました。

 

「え!?」

 

と今度は声に出ましたが、試験官の注意はすでにヨルダン人に向いてます。

 

しぶしぶ教室を出て休憩していると、10分たってもヨルダンは出てきません。

ねばってるなあ、ヨル。

というか、中国の試験官これでいいのか?(笑)

 

HSK 試験結果

後に、彼から「ギリギリで合格した」と連絡が来ました。
私も合格しました。

合格結果はインターネットで確認できます。
成績通知票は試験会場で受け取れます。

 

「イスラム教の規則が厳しすぎるから国には帰りたくない。ずっと中国にいたい」

と言っていたヨルダン人。
いまも中国でがんばっていることでしょう。

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