インフレ率から判断。株式投資と銀行預金のどっちがいい?
2018/11/27
中国株の勉強中です。
資産運用の方法はいろいろありますが、株式投資をするかどうか悩むことがあると思います。
そんなとき、インフレ率と預金金利を比較するのも一つの参考になるかもしれません。
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インフレ率の推移(1980~2017年)
1980~2017年、日本と中国のインフレ率の推移を数値とグラフで示します。
画像出典:世界経済のネタ帳
銀行預金、株投資、どっちがいい?
インフレ率の観点から銀行預金と株投資の優位性を考えます。
- 金利>インフレ率
銀行預金でも資産が増える - 金利<インフレ率
銀行預金では資産が目減りする
株投資がよい
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ウォーレン・バフェットの考え
インフレ時における株式投資は最善の防衛策である。
そして、投資をするならコスト上昇(インフレ)を商品価格に転嫁できる企業(消費者独占型企業)にすべき。
消費者独占型企業であれば、商品やサービスの値上げがしやすい。
消費者は値上げされても消費者独占型企業のものを使い続ける。
例えば、間もなく販売予定のiPhone8は
「これまでのiPhoneで最も高額になる」
という憶測が流れていますが、それによって
「iPhone8の販売数が減少するだろう」
という予測はされていません。
ブランド価値の高いiPhoneは多くの人が買い求める確実性が高いので、値上げしやすい商品ということになります。
そして、こういう商品を扱うApple社は消費者独占型企業です。
バフェットは消費者独占型企業を見つけ出して長期保有します。バフェット流優良株の見つけ方は私も勉強中で、それを中国株に応用したいと思っています。
中国株で資産運用する理由
いまの中国の状況では、3年定期にすれば銀行預金でも資産が目減りする心配はありません。金利がインフレ率より高いからです。
金利(2.75%)>インフレ率(2.4%)
でも、私はそれでも中国株で資産を運用したいです。
理由は三つ。
- 株の勉強はおもしろい
- 中国は長期的に経済成長している
⇒ 長期的に優良株を保有することが資産の増大につながる - 今の状況(金利>インフレ率)がいつまで続くかわからない
今後、中国は
金利<インフレ率
になる可能性が十分にありますが、そのとき急に中国株の勉強を始めても機を逃してしまう可能性が高いです。
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