中国第2位の生保会社、平安保険の株を買う
2018/07/02
中国の企業に投資し、資産運用しています。
アメリカを発端とした、世界同時株安が継続中。
中国株も大きく下げており、割安感が出てきました。
そこで今回、ずっと買いたいと思っていた優良株を購入。
中国平安保険集団(601318)上海A株です。
今後の投資判断のためのブログ記事です。
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中国平安保険集団とは
【国内2位の生保会社】
保険、銀行、投資事業を柱に総合金融サービスを手掛ける。
生保は平安保険、損保は平安損保を通じて展開している。16年の国内シェアは生保が12.7%、損保が19.2%で、いずれも国内2位。
出典:二季報
保険事業を中核とする金融グループ。
生損保事業のほか、信託投資、証券、銀行などを全国規模で展開。
オンライン金融にも注力している。前身は1988年に広東省で設立された深セン平安保険公司。
株主構成は分散しており、支配株主はいないが、タイの財閥のチャロン・ポカパン(CP)グループが主要株主となっている。主な子会社は、
◇中国平安人寿保険股フン有限公司(生命保険)
◇中国平安財産保険股フン有限公司(損害保険)
◇平安養老保険股フン有限公司(年金保険)
◇平安証券有限責任公司(証券会社)
◇平安銀行股フン有限公司(銀行)など。出典:内藤証券
個人金融サービスを提供する会社である。
【事業内容】
同社は保険、銀行、投資及びインターネット金融商品とサービスを提供する。同社は4つの事業区分により構成される。
保険事業は定期保険、終身保険、養老保険、年金保険、自動車保険と健康保険等を含む生命保険と財産保険を提供する。
銀行事業は企業顧客と小売業者とともに、ローン及び仲介事業を行う。
資産管理事業は投資、仲介、取引と資産管理サービスを含む証券、信託と他の資産管理業務に従事する。
インターネット金融事業はインターネット金融商品とサービスの提供に従事する。
出典:楽天証券
購入日、価格
指値注文で中国平安保険を買い入れ。
- 購入日:2018年2月9日
- 購入時株価:63.00人民元
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ファンダメンタルズ
平安保険のファンダメンタルズは優秀です。
一方で、財務状況に不安もあります。
ROEは高め
12.50(2012年)
15.34
15.11
16.30
16.64(2016年)
16.87(2017年)
EPSの成長率が高い
1.26(2012年)
1.77
2.46
2.98
3.49
4.11(2017年)
PER:18.43
PBR:2.62
出典:楽天証券
出典:二季報
チャート
中国平安保険のチャートです。
出典:楽天銀行
買った理由
以下のストーリーにより、中国平安保険の株を買いました。
- 魅力
中国での強いブランド力。
海外企業との提携強化。
消費者の利便性を考えた戦略。 - 成長性
中国は今後もしばらく人口が増える。
高齢化が進む。
保険という業種の成長性は大きい。 - 弱点
負債が多い。
流動資産がない。
弱点はあるのものの、平安保険は長期的に成長を続ける優良企業だと考えられます。
戦略
長期保有です。
四半期ごとの業績を確認するくらいでよいと思っています。
暴落時、景気が後退した場合も基本的には持ち続けます。
ただし、以下の場合は売却を検討します。
- 投資の判断ミスだった(自分の分析が誤っていた)
- 投資した会社の輝きが失われた(上記ストーリーの崩壊)
企業が経営方針を誤っている。 - より有望な成長株に乗り換えたい
株式市場に嵐が吹いています。
本来なら静観すべきところかもしれません。
しかし、中国平安保険の業績は順調であるため、買い入れを決断しました。
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