広州の飲茶のお店「陶陶居」
2018/02/15
広東省広州にある美味しい飲茶(早茶)のお店「陶陶居」。
人気店なのでブログでご紹介します。
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目次
広東の飲茶とは
飲茶は広東省の文化の一つで、地元の人に「嘆早茶」と呼ばれています。
「嘆」は広東語でゆっくり楽しむことを意味します。
飲茶はお茶を飲むだけではなく、お菓子、餃子、小龍包など様々なデザートを楽しみます。
なので、地元の人にお店の場所を聞くときは、飲茶店ではなく早茶店と言うと通じます。
陶陶居とは
- 店名:陶陶居
- 読み方:taotaoju(タオタオジュウ)
- 住所:広東省広州市荔湾区第十甫路20-22号
- 電話番号:[+86] (0)20-8139-6111
- 行き方:地下鉄1号線「长寿路站」下車。
D出口から沿宝华路方向に400メートル歩き、左折後200メートル。
または、「黄沙站」下車で北に向かって歩いても着きます。
陶陶居と莲香楼は近くにあり、ライバル店。
陶陶居は、1880年創業の飲茶(早茶)のお店。
清朝光緒年の開業。
昔は「葡萄居」という店名でしたが、1927年からは「陶陶居」と変わりました。
店の両側の柱に貼ってある対聯は、当代書道家秦咢生さんが中華民国の時代に書いたもの。
内装は精巧かつ堂々としています。
1990年代、店の三階で書画の展覧会を行ったこともあります。
飲茶の注文の仕方
一般的に、飲茶の提供時間は、7:00~15:00、17:30~22:00。
※お店により時間が少しずれることもあります。
【お得情報】陶陶居は午後2時から、3割引きになります。
でも、人が増えます。
ゆっくりしたい人は朝一に行くのがオススメ。
※週末の朝8時以降とランチタイムもとても混みます。
店に入る
陶陶居の一階はお土産の売り場。
二階と三階が飲茶のスペース。
段階を上がると、店員に
「何名様ですか」
と聞かれ、案内されます。
座席につく
店内が混んでいて、席がないこともよくあります。
そういう時は、自分で席を探し、
「相席いいですか」と聞くことになります。
中国語ができなければ、(通じませんが)英語で言って荷物を置いてみましょう。
相手の態度や表情でOKかどうか判断できます。
お茶を注文する
座ると、
「どんなお茶を注文しますか」
と店員に聞かれます。
お茶の種類は鉄観音茶、紅茶、菊花茶、普洱(プーアル茶)などがあります。
私は花のお茶が好きなので、菊花のお茶がオススメです。
お湯を用意されますが、もし湯がなくなったら手をあげて店員さんを呼びましょう。
飲茶の注文の仕方
メニューの紙があるので、食べたい物にペンでチェックを入れます。
値段により、表記が違います。
小点<中点<大点<顶点<特点<超点
(「小」<「大」<「精」<「頂」<「厨」)
予算は、1人40~80元くらい。
この値段で結構色んな種類を食べられますね。
数人で行けば、多くの種類を注文できます。
持ち帰りOK
点心など注文しすぎて残ってしまったら、持ち帰りましょう。
店員に「打包dabao」と言えば分かってくれます。
中国語:打包dabao
日本語:持ち帰り
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オススメの飲茶
虾饺(エビ餃子)
透き通るように白い澱粉面で作った皮の中にはエビ、豚肉、たけのこがたっぷり。
エビの弾力感が加わり食べごたえが充分。
旨みが爽やかでとても美味しいです。
流沙包
見た目は普通の饅頭ですが、中の餡は黄金色。
熱いのでご注意ください。
桂花糕(キンモクセイの菓子)
口当たりの柔らかなキンモクセイの菓子は爽やかであっさりしています。
キンモクセイの風味が味わえる人気のお菓子。
お会計の方法
お会計する時は、店員さんの方に手をあげて
「买单mai dan」
と言いましょう。
メニューがそのまま伝票になっているので、その紙を持ってレジに行くことになります。
【注意点】座席料やサービス料がある。
座席料:5~12元/1名
サービス料:5%~15%
※店により異なります
陶陶居はなぜ人気?
陶陶居の飲茶がなぜ広州で人気なのか、その理由をまとめます。
飲茶の老舗
陶陶居は飲茶の老舗です。
昔から多くの人に知られ、ネットでのコメントや情報も豊富です。
簡単に検索できるので、それも人気の理由の一つでしょう。
老舗ならではの信用に、美味しいという口コミが加われば、鬼に金棒といったところ。
立地がいい
陶陶居は、広州の「上下九」という商店街にあります。
ここは、庶民的な雰囲気や地元代表の料理がたくさんある場所です。
上下九には風情ある歴史的な建物もあり、とても人気があります。
散歩にもオススメです。
以上、広州にある飲茶のお店「陶陶居」のブログ記事でした。
是非行ってみてください!
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