銀聯カードでアメリカの銀行ATMから引き出す。手数料
2018/10/26
中国に滞在していた時に作った銀聯カードを何枚か持っています。
今回、アメリカを旅行しながら、銀聯カードがどれくらい使えるか、買い物の支払いやATMのキャッシングで試してみました。
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銀聯カードとは
「銀聯」(ぎんれん)のロゴがあるキャッシュカード及びクレジットカードは「銀聯カード」(银联卡/銀聯卡)と呼称されている。
中国では与信審査や信用情報が未発達であるため、銀聯カードの多くはデビットカードである。
中国以外にも、日本、アメリカ合衆国、大韓民国、タイ、シンガポール、ドイツ、フランス、オーストラリアなど約20カ国に加盟店を広げており、VISAやMasterCardのような国際ブランドに近い存在となりつつある。
日本国内では、三井住友カードと三菱UFJニコスが銀聯カード、クレディセゾンが引出専用の銀聯プリペイドカードを発行している。
また、銀聯キャッシュカードを用いた国外での現金引き出しには上限額の制限がある
出典:Wikipedia
※この記事で「銀聯カード」という場合は、クレジットカード機能のない、単なるデビットカードのことを指します。
アメリカとクレジットカード文化
アメリカに行く前から、
(ほぼ何でもクレジットカードで支払うのだろう)
というイメージがありました。
実際に日本に比べると多くの場面でカードが使えます。
ジュースの自動販売機などでもカードを使えるのには驚きました。
いくつか気づいた点を書きます。
- アメリカ人は全ての場面でカードを使うわけではないが、コンビニのような小さな店でも普通に使う。
- デビットカードよりもクレジットカードを使う人が多い。
- クレジットカードはVISAとMasterはほぼ100%使える。
- JCBを扱う店は少ない。
- 銀聯カードを扱う店はもっと少ない。
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アメリカで銀聯カードの使用は便利か
結論からいうと、とても不便でした。
銀聯カードの取扱店が少なすぎます。
買い物
「デビットカード使える?」
と言いながら銀聯カードを差し出すと、
レジの店員は、
「やってみる」
と言って機械にカードをとおしてくれますが、だいたいの店で使えませんでした。
サンフランシスコのような大きな町でも、レストランなどで使えるのはごくわずか。
スタバのような大手のカフェでも使えませんでした。
意外だったのは、チャイナタウンでも銀聯カードを使える店が少なかったことです。
それどころか、現金のみ、というお店もけっこうありました。
銀聯カード取扱店
アメリカで銀聯カードが使えたお店です。
- 大手スーパー
ウォルマートで使えました。 - セブンイレブン
他のコンビニはわかりません。 - レストラン(使える店は少ない)
インド料理屋さん
ハンバーガー屋さん
レシートを確認したのですが、手数料はとられていなかったです。
これはいいですね。
ATM、手数料
銀聯カードをアメリカの銀行ATMに入れてキャッシングしてみました。
数カ所のATMで引き出しましたが、使えなかったのは一箇所のみ。
銀聯カードのマークが書いていないATMでも使える場合がありました。
手数料は4ドルの銀行と5ドルの銀行があり、引き出し一回につきかかる費用のようです。
暗証番号を入れて引き出し金額を入力した後に、
「手数料が4ドル必要ですが手続き確定しますか?」
のようなメッセージが出てきます。
事前に手数料を提示してくれるのは良心的だと思いますが、高いですね。
結論
アメリカにおける銀聯カードの利便性のまとめ。
- 銀聯カードでの支払いは不便。
使える店もあるが、加盟店がかなり少ない。 - 買い物での銀聯カード支払い、手数料はなし。
- 銀聯カードでATMからドルを引き出すことができる。
- ATMのキャッシングでは1回につき5ドルくらいの高い手数料。
2016年現在、アメリカ旅行ではクレジットカード、それもVISAかMASTERが圧倒的に便利という結論に至りました。
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