非誠勿擾、中国のお見合い番組が日本へ。
2017/07/01
中国の超人気お見合い番組「非誠勿擾」が2015年10月、日本に進出しました。
<非誠勿擾の詳しい説明>
⇒ 中国の超人気お見合い番組「非誠勿擾」の出演に向いている日本人男性の条件11
日本で何をしようとしているのか、日本での成功の可能性、日中カップルが増えるのかなどについて調べ考えてみました。
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目次
日本進出時の主な取り組み
- 「非誠日本直通車」という参加申込用サイトの立ち上げ。⇒ http://www.livejapan.cn/fcjp/
- 大使館とのコラボ
中華人民共和国駐日本国大使館
駐日中国大使館の劉少賓公使のコメント
「非誠勿擾をとおして、日中両国の民間交流を活発化させたい」
- 協賛
中国国家観光局日本代表処
東京中国文化センター
中国東方航空
東急リゾートサービス
- 番組の司会者、孟非氏が来日
「3年前から日本での番組収録を企画し準備してきた」
- 他の国でのイベント開催歴
米国、カナダ、フランス、オーストラリア、イタリア、韓国
日中カップルと国際結婚は増加するか
今回の非誠勿擾の日本進出は、中途半端なものではなく、官民挙げての本気モードであることがわかります。
しかし、非誠勿擾がいくら中国で超有名でも、残念ながら、日本での知名度はかなり低いです。
そして、中国で成功したものが日本でも同様に成功を収めた例は、あまり多くありません。
その結果、しばらくは在日中国人同士の結婚への貢献に留まるのではないかと思います。
逆に、非誠勿擾の知名度が上がってくれば、日本人の参加者も増え、日本人と中国人のカップルや国際結婚が増えることにつながると思います。
非誠勿擾が日本で成功するために必要なこと
では、非誠勿擾が日本で成功するために具体的にどうすればよいのか、考えてみます。
番組名の変更
第一にやるべきなのは、非誠勿擾という名前を変更することだと思います。
中国語のできない一般的な日本人にとって、この名前は覚えにくいだけでなく、発音すら難しいからです。
「feichengwurao(フェイチェンウーラオ)」と言われてもピンと来ません。
その名前からは、意味はもちろんのこと、何系の話題なのかさえイメージすることができないのです。
この大きな看板を変更するのは、なかなか難しい決断かもしれませんが、非誠勿擾という名前をより分かりやすくインパクトのあるものにすれば、日本での普及活動が順調に進むと思います。
日中カップルの紹介
ラブラブで熱々の幸せカップルや国際結婚経験者を大々的に紹介し、国際結婚のメリットについて宣伝することだと思います。
中国メディアが発信する日本像、日本のメディアが発信する中国像もネガティブなものが多いのが現状なので、意識を変える必要があります。
日中の国際恋愛は楽しい、というポジティブな流れを作り出せれば、口コミで非誠勿擾の株が上昇し、イベント参加申込者も増えることでしょう。
東京でのクリスマスイベント
さっそく、東京でお見合いイベントが開催されました。
非诚圣诞节活动(非誠勿擾クリスマスイベント)
- 開催日: 2015年12月19日
- 場所: 東京都豊島区西池袋一丁目23−1
- 参加人数: 70人
会場の様子(ホームページより)
楽しそうな雰囲気です。
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おまけ。映画『非誠勿擾』
本記事とは直接関係あるようなないような、おまけ的な記事です。
お見合い番組の前に、もう一つの『非誠勿擾』がありました。
2008年12月に中国で上映され大ヒットした映画です。
出典:Amazon
日本では2010年2月に上映。
邦題は『狙った恋の落とし方。』
⇒ 『狙った恋の落とし方。』(Wikipedia)
北海道を舞台に物語が繰り広げられたことで、中国で北海道をブームが起きたほどです。
内容はお見合いといえばお見合いですが、ラブコメディでけっこう笑えます。
日本でも有名なスー・チー(舒淇)やビビアン・スー(徐若瑄)も出演しており、おすすめ中国映画の一つです。
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