日月山。青海省でチベットを感じる

   

中国青海省にある日月山に行ってきました。
行き方、感想と写真をアップします。

 

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旅の経緯

朝7時半、西寧市のユースホステルの近所にある朝食屋さんに行くと、昨晩ロビーで知り合った中国人女性がいて、流れで一緒のテーブルで食事することになりました。

→ 青海省西寧市の安宿。青海塔頂陽光国際ユースホステル

今日の予定を尋ねたら、これから青海湖に行くらしい。
青海湖といえば、青海省最大の観光スポット。

私も
(どうやって行こうかなあ)
と考えてはいましたが、まだ決めていませんでした。

「包車(車を借り切る)で行くのだが、まだ2席空いている」
とのこと。

本日ノープランの私。

渡りに船とばかりに
「一緒に行きたい」
と伝えました(笑)

すると、彼女が運転手に電話してくれて即決。
こんな感じで予定が決まることが多いです。

彼女は王さん、新疆出身。小王と呼んでいました。
途中から合流したもう一人の中国人男性は易さん。四川省出身。呼称は小易。

どちらもフレンドリーで明るい性格の若者です。
案内役の運転手もいい人だったし、車も新しくて快適。

車内の雰囲気は楽しくて、とてもよい思い出になりました。

 

日月山とは

以下、Wikipediaより引用

日月山(にちげつさん)は、青海省東部の湟源県日月チベット族郷に位置する地名。
古称は赤嶺、チベット名はニンダーラ。祁連山脈に属する。

822年(大唐長慶2年、大蕃彝泰8年)に締結された唐と吐蕃の講和条約では、両国の国境がこの地に定められ、両国の首都(長安・邏些(ラサ))とこの地に、条約の文面を刻んだ石碑が立てられた。

現在でも、アムド地方(青海省)における生活環境の境界となっており、この地の西方と南方は、遊牧を営む蔵族・蒙古族の住人が、東北方では農業その他に従事する諸民族の混住地域となっている。

 

行き方

個人旅行者が公共交通機関を使って自力で行くのはかなり難しいと思います。
そもそも、バスなどないような気がします。

周辺には何もないですし、何かトラブルが発生して日が暮れたりしたら危険です。

ホテルやユースホステルでツアーを申し込む、または車を手配して行くことになります。
その場合、青海湖とのセットになると思います。

 

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風景写真、感想

青海湖にだけ行くのかと思っていたら、どんどん山道を登って行きます。
(山の上にある湖なのかな?)
と思っていたら、日月山の文字が目に入り、寄り道していることに気づきました。

海抜3520米(メートル)と書いてあり、その高さに驚きました。

日月山の石碑

「そんなに登ったかな?」
と不思議に思ったのですが、西寧市がすでに標高2275メートルなので、ちょっと車で走っただけで3000mを超えちゃったんですね。

→ 青海省西寧市。街の雰囲気、食事

 

日月山には広大ですばらしい風景があります。
風が気持ちいいです。
そして、標高3520メートルまで車で行けるのは楽でいいですね。

 

日亭と月亭

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牛。白い毛がフワフワ

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露店のお土産屋さん

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チベット仏教のタルチョが風にはためいています。

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けっこう風が強かったんですが、寒くはないです。

 

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可愛い野花

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青空がキレイです。
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広大な草原に、羊がたくさん放し飼いにされていました。

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黄色とピンク色の小さいお花。

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→ 夏の岩手山、日帰り登山のルートと時間
→ 秋の栗駒山、岩手県側からの登山ルートと所要時間

以上、2012年6月下旬の旅日記でした。

 

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