上海電力 (600021)上海A株
中国株で資産運用しています。
今回、上海電力 (600021)の株式を買いました。
今後の投資判断のための備忘録。
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上海電力とは
【中国電力投資集団傘下の電力会社】
上海を中心に華東地区で電力事業を展開する。
石炭火力発電が中心だが、近年は低炭素化政策を背景に再生可能エネルギー事業を強化している。
出典:二季報
主に電力・火力の生産・販売に従事する会社である。
また、メンテナンス・修理サービスの提供及び燃料の販売に従事する。
子会社と関連会社を通じて、同社はまた電力プロジェクトの開発・建設に従事する。
同社は主に中国の上海と江蘇省において事業を運営する。
出典:内藤証券
国家電力投資の傘下にある上海市の発電大手。主力の石炭火力は発電設備の環境対策が完了し、17年からは卸売価格の引き上げが追い風に。近年は再エネ分野への投資を増やし、発電容量は3割強に拡大。江蘇省の風力発電会社や、パキスタン電力大手のKE社の買収も年内には完了見通し。
出典:内藤証券
購入日、価格
- 購入日:2017年10月18日
- 購入価格:11.24人民元/1株
この日は、中国で5年に1度開かれる中国共産党大会(第19回)の初日です。
多くの投資家は様子見を決め込んでおり、株の売買を控えています。
ただし、政策期待からITや環境関連の株は買われている様子。
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ファンダメンタルズ
上海電力のファンダメンタルズは優秀とは言えませんが、悪くもないです。
ROE
12.58(2012年)
14.25
13.38
12.94
8.75(2016年)
EPS
2016年に減少したものの、長期的には成長。
PERは20%を超えており、PBRも2倍以上。
割安とは言えませんが、他の電力株と比べると問題ない水準。
チャート
上海電力のチャート(10年)です。
出典:楽天証券
2014年末から急騰し、2015年と16年に急落。
その後は低迷しています。
買った理由
以下のストーリーにより、上海電力の株を買いました。
- 上海市の発電大手。上海市の成長力に期待。
- EVの台頭による電力需要の増加
- 再生可能エネルギー事業の強化に好感
戦略
- 長期保有です。
- 2030年まで様子見。
- 暴落時、景気が後退した場合も基本的には持ち続けます。
ただし、上述のストーリーが崩れた場合は、売却を検討します。
株価が低空飛行を続けており、市場から注目されていませんが、ファンダメンタルズから長期的には上昇に転じる力を持つ企業だと思います。
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