中国での掃除、カビ対策にはエタノール!値段と使用方法
2018/12/02
私が住んでいた中国広東省は雨季が長く、高温多湿でジメジメしています。
カビが発生しやすい環境なのです。キッチンや浴室などは特に危険で、雑菌も繁殖しやすいです。
そこで、殺菌や防カビについて調べ、最終的にたどり着いたのがエタノール。病院とかで使われているアルコール消毒液ですね。
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目次
どこで買うか
エタノールは、中国の薬局で誰でも買えます。
薬局はどこにあるのか?
- デパートやスーパーの中
- 商店街など
おすすめは、商店街にある町の小さい薬局です!デパートに入っている薬局だと高いんですよね。
エタノールの中国語は「酒精jiujing」です。
紙に書いて店員に見せれば、出してくれます。
近くに薬局がない方は、タオバオで買いましょう。大容量のエタノールが安く売っていたりしますよ。
種類
濃度
お店には2種類のエタノールを置いているはずです。
- 濃度が約75%程度(消毒用)
- 濃度90%以上(無水エタノール)
普通は、約75%のものを買います。病院で使っているのもこれです。なので、お店にたくさん在庫があるのは約75%の商品です。
なぜ濃度75%のエタノールが多く使われるのか?
濃度が高過ぎると、殺菌力が低下したり揮発性が高くなるんです。約75%だと少しずつ気化しながらジワジワ殺菌してくれるわけですね。
もっとも、90%以上(無水エタノール)でも蒸留水で薄めればいいのですが、面倒くさいので買ったことはありません。
容器
メーカーが数種類あったり、瓶詰め、プラスチック製容器入りなど、いろいろありますが、どれでもいいです。
わたしはプラスチック容器のをいつも買っていました。瓶は割れるのが怖い。
中国のエタノールの値段
中国でエタノールを買ったらいくらなのか?
約5元(約100円) 500ml入り
町の小さい薬局で買った場合の値段です。
デパートに入っている薬局だと倍の10元くらいします。
お店の人に「酒精(エタノール)、濃度75%」と書いた紙を見せて探してもらいましょう。
私はエタノールでの掃除が習慣になったので、日本帰国後も使っています。
オススメの使用方法
エタノールは、霧吹きに詰め替えて使うと便利です。
でも、中国の霧吹きはダメです!
中国で買った霧吹きは、霧が均等に出ず、液体がしたたり落ちてくるという粗悪品で、すぐに壊れました。
オススメは、日本のダイソー(100円ショップ)で買って中国に持って来ること!
それでも中国で買わざる得ない場合もあるでしょう。
【日本語】霧吹き
【中国語】喷水器penshuiqi、喷雾器penwuqi
こちらは、本格的な霧吹き。
エタノールの用途
エタノールの用途は広く、何にでも使えると言っても過言ではありません。
- 防カビ
- 殺菌
- 消毒
- 普段の掃除
- 消臭
- 油汚れをとる
- 殺虫
ハエ、蚊などの小さい虫にエタノールを吹きかけると、弱って動かなくなったり死んだりします。
虫の体温を急激に奪ったり、急性アルコール中毒にする効果があるそうです。
虫をたたき潰すと後処理が気持ち悪いので、エタノールか電撃ラケットがおすすめです。
エタノールの一番いいところは、人体に使えるだけあって安全であることです。
寝室だろうとキッチンだろうと、汚れ、臭いのもとにバシバシ使えます。
これ1つで掃除、消臭、防カビ、殺虫ができるオールマイティーさは秀逸です。
私はエタノールのお陰で中国でもきれいな環境で生活できました。
エタノール使用上の注意点
カビ
エタノールはあくまで、カビの発生を防ぐのであって、カビを殺すほどの強い力はありません。
ですので、カビ菌が根を張って定着しまっている場合は、カビキラーなどを使う必要があります。
アレルギー
アルコールに対するアレルギーを持っている方は、エタノールの使用を避けたほうがよいかもしれません。
また、使用しているときに、肌が赤くなったり異常が出た場合はお医者さんに相談しましょう。
引火
エタノールは高濃度のアルコール消毒薬なので、引火しやすいです。
なので、ガンガン使って掃除をした後は注意しましょう。
ガス周りなど、火の気のある場所での使用は要注意ですね。
ペンキ塗装
金属にペンキなどで塗装している製品への使用は慎重に!
エタノールは油を浮かび上がらせる効果があるので、色が変わったり塗装が剥げてしまうことがあります。
ちなみに、私がいままでいろいろな物にエタノールを使いました。その中で唯一塗装に影響が出たのは、金属製パイプベッドでした。
以上、エタノールについてブログ記事にしてみました。みなさんの中国生活が快適になりますように!
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