中国の就労ビザ申請準備。外国人体格検査記録、健康診断の内容と料金

      2018/10/17

中国の大学で日本語教師として働くためには、まず就労ビザ申請準備をします。

その中で、ちょっと面倒で費用も高いのが健康診断。

大学の就職に限らず、中国に駐在する予定の日本人はみな同じ流れになるはずです。

 

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健康診断、受診の通知

大学の事務局から「外国人体格检查记录を提出するように」と通知が来ます。

  1. 日本の病院で健康診断を受ける
  2. 結果が出たらその書類をスキャンし電子ファイルにする
  3. メール添付で中国の大学の事務局に送信する

原本をEMSで中国の大学に送るように言われることもあります。省によって違いますね。

 

 

注意点

健康診断を受ける際の注意点です。

  • 公立の病院に行く(私立病院は不可)
    中国大使館指定の公立病院に行く方が確実です。
    しかし、私の家から指定病院は遠いので近所の病院に行きました。
    それでも問題なく就労ビザを取得できました。
  • 所定の様式を使う(外国人体格検査記録)
    中国の大学からメール添付で受け取りました
    両面印刷で1枚の書類にする
  • 証明写真を貼り付け、病院の割印をもらう

参考:中国大使館(公式サイト)

 

 

事前に病院に電話で確認

近所の市立病院に電話して以下を聞いてみました。

  • 健康診断ができるか
  • 中国政府所定の様式に記入してくれるか

 

病院の事務員は電話の奥でとまどっている様子。
(田舎の病院だから中国政府とか聞いて困惑しているのかな……)

 

「チェック項目が知りたいので、その中国指定の様式をFAXしてもらえますか」
と言われ、FAXで送信。

 

その後、折り返し電話が来て、
「こちらで受診できます」
との回答をいただいた。まずは一安心。

 

 

健康診断、当日

指示されたとおり、朝9時ころ、食事を摂らずに行きました。

検査内容は以下のとおり。

  • 採尿 尿検査
  • 血圧
  • 身長、体重
  • 採血 血液検査(HIV、梅毒など)
  • 看護師による問診
  • 心電図
  • 視力検査
  • 色盲検査
  • X線写真
  • 医師による問診

 

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所要時間

朝9時半ころから始めて、10時過ぎに一連の検査終了。
とてもスムーズに短時間で終わったのは良かったです。

 

その後、待合室で待っているように言われました。

 

11時過ぎ、医師による問診を受け、型通りの質問に答える。
11時半には全て終わりました。

 

 

検査結果が出る

検査をした当日の午後2時ころ、病院から電話で
「検査結果が出て、健康診断書をお渡しする用意ができました」
旨の連絡がありました。

午前に検査して午後に結果が出て書類を受け取れるって、早いです。
田舎だからでしょうか。

 

 

外国人体格検査記録の受け取り

病院に行くと、窓口で外国人体格検査記録を渡されました。

記載漏れがないか、写真に割り印はされているか、などの不備がないことを窓口で確認しました。

 

 

健康診断の料金

健康診断(外国人体格検査記録)の料金は20,000円弱でした。

保険を使えないので全額自己負担。
高いですね。

 

自費なのが痛いです。
中国の大学が出してくれたら嬉しいんですけどね。

 

日本国内での準備費用は全て自分で払うことになります。
もちろん、日本の会社に所属している方は会社が負担するはず。

 

なぜか中国に行ったら中国の病院で、健康診断をもう一度やりました。
そのときは大学が費用を支払ってくれます。

 

しかし、外国人体格検査記録の原本を中国の病院に提出すれば、中国の病院での健康診断項目がかなり省略されることもあります。

 

以上、外国人体格検査記録、健康診断の内容と料金に関するブログ記事でした。

 

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