中国の大学で働く台湾人講師
2018/12/02
中国の広東省の大学で講師をしています。
外国人の教員は全部で約30人。いろんな国から来ているようですが、私はほぼ接点がありません。特に積極的に交流しようとも思っていませんね。
でも、新しく来た台湾人講師はおもしろそうな人なので、仲良くなれそうです。
その台湾人と知り合ったお話です。
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大学のクリスマス・パーティー
大学の外事部が外国人講師を一同に集めてクリスマスパーティーを開きました。
約30人の外国人講師のうち、ほとんどが欧米人。欧米のノリについていけないので、出席を見送ろうとしたのですが、外事部の強い押しに負けて出席することに。
会場は高級ホテルの上層階。食事も豪華だったので参加してよかったかもしれません。
場が和んでくると、音楽の先生がグランドピアノを弾き、そのまわりに欧米人講師が集まって歌い始めた。片手にワインを持って。
(映画っぽい光景だな……)
その輪に入れず、遠くから眺める私。
台湾人講師
ふと横を見ると、私と同様に時間を持て余しているアジア人男性がいました。
(中国人の先生かな)
と思って中国語で話しかけると、発音や物腰が台湾人っぽい。
「もしかして台湾人ですか?」
「はい、この大学には来たばかりです。」
まさか中国の大学で台湾人が講師をしているとは。
この大学で台湾人講師を雇ったのは初めてとのこと。
しかし、日本人や欧米人の教員と違って、彼は外国人講師という扱いではないらしいです。彼の給料は普通の中国人よりも高いので、香港・台湾枠というのがあるのかもしれません。
お互い独身で年齢も近かったので話が合い、その後一緒に遊ぶ機会が多かったです。
この台湾人講師もかなりおもしろい人物なので、彼のエピソードはまた別の機会に書きます。
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