これが中国のスリの手口。中国でのスマホ盗難対策
2017/01/20
私は中国に滞在していた時、iPod touch5を盗まれてしまいました。
⇒ 中国でiPod touch5を盗まれ、警察に被害届を出したときのお話
残念ながら、中国ではスリや置き引きが多発しています。
スリの技術が高く、日本では想像できない手口です。
外国人だけでなく現地の中国人も普通に被害に遭うので、みんな泥棒には警戒しています。
みなさんが被害者にならないことを祈りつつ、中国人の泥棒がスマホを盗む手口をブログでシェアします。
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スリ手口1 バイク
スマホを使いながら歩いている人に、後ろからバイクで近づきひったくる。
一瞬のことであっけにとられている間に走り去られます。
スリ手口2 イヤホンで音楽
ポケットやバッグにiPhoneを入れ、イヤホンで音楽を聞いていると、急に音楽が止まり、本体だけがなくなっている。
この手口では、イヤホンが引っ張られたりすることがないので、単に音楽が止まっただけど勘違いしてしまいます。
しかし、犯人は一瞬で本体からイヤホンを抜き取り、本体だけを持ち去るのです。
スリ手口3 箸
後ろから近づき、ポケットに入っているスマホを箸でつまんで取り出す。
スリ手口4 カミソリ
ポケットやカバンをカミソリで切り、盗む。
いかがでしょうか。
日本で生活していたら想像できない手口が多いです。
中国で街を歩くときには警戒レベルを上げる必要があります。
ある程度長く滞在すると、大丈夫な場所と警戒すべき場所が感覚的に分かるようになるのですが、慣れてきたころがまた危なかったりします。私のように……(笑)
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もし、スリの犯行を目撃したら
では、自分が盗まれたのではなく、誰かが盗まれている現場を目撃したらどうしましょう?
スリに向かって
「やめろ!」
などと言って近づいてはいけません。
また、被害者に
「盗られちゃうよ!この人が犯人だよ!」
などと教えるのも危険です。
なぜなら、スリは単独犯ではないことが多いからです。
そして、ナイフを持っています。
残酷ですが、目撃しても見逃すしかないのです。
実際、中国人も犯人が目の前にいても無視しています。
正義はこちらにあり、と言ってもナイフで刺されるのは嫌ですからね。
盗難被害に遭わないために
盗難被害に遭わないための具体的な対策ですが、私が注意していることを書きます。
- リュックは背負わずに前に持つ
- 混雑しているバスや列車の乗り降りの時はカバンなど身体に密着させる
- バスで後ろの座席の乗客の動向に注意
- むやみに物をテーブルなどに置かない
- ぶつかってくる人に注意
- ポケットに物を入れない
- 混雑時、バスや電車の乗り降りに注意
- iPhoneで音楽を聴きながら歩かない
みなさんがスリの被害者にならず、中国生活や観光旅行を楽しむことを祈っています。
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